うちで飼っているキンクマハムスター「ぷぷ」に腫瘍が出来てしまいました（泣
ぷぷは、今年の9月で（うちに来てから）3年目になる老ハムです。。。


ぷぷは、ランナーボールというボールのおもちゃ
（ハムを中にいれると、ｺﾛｺﾛと転がってそのまま歩行できる）
がもう大・大・大好きで、もう何時間でもボールに入ってます・・・。
あまりにでずっぱりなんで、いい加減、ケージに戻すとケージの中で、
口の中いっぱいに、ご飯と巣材をほうばってから、また「出せ！」とせがみます＾＾；
...仕方ないので、また出してボールに入れてやると、
いつもアタシがいる、パソコンデスクの下にコロコロと転がっていき、
アタシの足元で巣材とご飯を吐き出します・・・・

つまり、ここが、ぷぷの「別荘」なんですわ。。。＾＾；

更にボールにティッシュを付け足して入れてやると、
もう〜楽しそうにモフモフし始めて、ボールの中に上手に寝床を作る・・・
で、ずーっと、そこで寝てるんですが＾＾；
時々、起きだしては、ご飯と巣材が詰まったボールごと、
ゴロゴロと転がりだすので、アタシのPCの足元は、たちまちご飯カスとゴミだらけに・・・。

アタシは、毎回、その散らばったご飯カスとゴミの片付けをし、
その間、またケージに戻してやると、水をガフガフ飲み、トイレに駆け込み・・・
また口の中にご飯を頬張ってから、また「戻せ！」と＾＾；

普通に運動してボールでガラゴロとかっとんでる時も、
ケージに戻って水が飲みたい時やトイレに行きたい時は、
アタシの足元に来て、一生懸命、ボールの空気穴に歯を立てて
ガジガジやってアピールします...「戻せ！」の合図です＾＾；

まぁ、アタシ自身ゲームなんてやってると、何時間もパソコンの前にいるので、
その間、なんどもなんども上記の繰り返しで、戻したり出してやったり掃除したりと、
同じ事をえんえんと繰り返し....

そう、まるでアタシはぷぷの掃除婦兼世話係でした＾＾；


...ちなみに、ぷぷは、話しかけると、人の顔をちゃんと見ます。
ぷぷのもう一つのお気に入りの場所、ソファー椅子の背もたれのところにのせて、
横から顔を近づけて、話しかけると、「ん？」といったように人の顔見て話を聞いてる。
そこで、よく身体をなでたり、横腹に指を差し込んで腸マッサージをしてやっていると、
だら〜んとばんざいするように伸びて、ペションコになって、気持ちよさそうに寝てしまいます。

あとは、口元まで指をもっていっても、絶対噛まない。
たまに大好きな米粒を指に数粒くっつけて口元まで持っていっても、
絶対に人間の指は噛まないように気をつけて、米粒だけ上手に食べます。
ケージの巣の中に入って寝ている時、時々アタシもかまいたい一心で
入り口から指突っ込んで、ツンツンとたまにつつてたりするんですがw
それが丁度、ぷぷの口元にあたってたりすると、食べ物をくれたと思って、
人間の指を小さい手でかかえるようにしてカプカプと指を噛んだりはします...
それでも、そーっと確かめるようにカプカプしてるんですわ...
それが、人間の手だという事をちゃんと解ってて、加減してると。




....そんなふうに、ぷぷ　というのは、かなり慣れているハムでした。
もうほとんど、いて当たり前の存在、家族の一員。

でも・・・・もう3年近く立とうとしている事はアタシも解っていたので、
そろそろ・・・そろそろなのかもしれないなぁ....と少し前からどこかでは思ってました。

けど、あまりに「いるのが当たり前」のマンネリパターンの毎日で
最近、そんなふうに具合が悪くなってきたという事にアタシは最初気がついてなかった。
最近はずっと、ＧＥ（ゲーム）に熱中してたからね・・・。
世話以外は、あまり、ぷぷ　に対して　意識がいってなかったんですわ・・・。
とにかくここのところはずーっと寝てるなぁ・・・とは思ってはいたんだけど。

...というのも、2年目くらいから、定期的に、
数日間、ずーっと寝てばっかりいる期間っていうのがあって、
なんかそろそろ老体だからやばいんじゃないか...と思ってると、
いきなり、ある日から活発になったりしてた。
突然、出せだせ！とうるさくなり、出してやると、感極まったように、
ボールで走りまくり、うるさいくらいの音立てて、ガターンゴトーン！！！！と大暴れ・・・・

何日かぶっつづけて大人しく寝てる→突然活発になってはしゃぎ出す...
こんなパターンが繰り返されるというのが、一年程続いてた。

だからここのところずっと、ぷぷは寝てばかりにいるな〜
というのは気がついてたけど、それも、いつもの事だと思って、
アタシもゲームに夢中になってて、あまり気にもしてなかったんです。



でも、ふと気が付いた時・・・・糞があまりされてない・・・。

おかしいな・・・と思った矢先、久々にぷぷが
ノソノソと出てきて、出たがるそぶりをしていた。
やっとおきだしたかーと思って、ケージから出してやって、
台所でボールを洗ってやってる最中、台所の上にホイとのせてやるんですが。
そうすると、いつも、お気に入りの場所（調味料がしまってある隙間の所）
に自分で行って毛繕いして待ってるんですけど。

しかし、その日は、お気に入りの場所までは普通に歩いていったけど、
そこで、お尻をこちらに向けたまま、なんだかうなだれてる。
なんだ？眠いのか？と思って話しかけながら、ツンツンとつつくと、
ふぅ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・・ふぅ・・・・と複式呼吸みたいな苦しそうな呼吸をして、
うなだれたまま、寝そうになっている。
「ぉい、ぉい・・・どした！」
とつつくと、ハッとしたように普通になるんですが、また見てると同じしぐさを・・・。

なんか耳も垂れてるし・・・寝ぼけてるのかと思ったけど、そうじゃない。
耳がへちょんとしてる・・・。
おかしい。

そして、身体を持ち上げて異常がないか触ってみたりしてたら。
どうもお腹がパンパンに張ってる感じが。

ここのところ、糞が転がってないと思ったから、便秘か何かしてるんだろうか・・・
いや、ただの便秘で、こんなへんな呼吸の仕方するだろうか。

即効、ネットで色々調べてみた。
腸閉塞という文字が飛び込んできた....症状的に何か近い気がする。
巣材に綿とか使ってたし、たまに食べ物と一緒に
食ってる時も発見する時たまにあったし・・・思い当たる事ありあり。

・・・ヘタすりゃ手術？
いや、この老体で手術やばいだろ・・・。

だんだん、何か嫌な予感がしてきた。
ぷぷがいる生活・・・これがいつもの当たり前の日常。
なんだか、もうすぐこれがなくなる・・・・そんな気がどんどんしてきた。

病院に連れて行った方が・・・。
そう思いつつ、少し様子見て、お腹の調子を整える小動物用のダブレットをやったり、
無糖ヨーグルトをやったり、なるべく水っぽいもの（レタスとか）をやったりしてたら・・・
そしたら、後日くらいにケージの中にポイポイと糞が・・・。
（ぷぷは、巣でした糞を外に放り投げておくので）
ひねり出したような小さい乾燥糞ですが、結構あちこちにポイポイと転がってる。
で、ノソノソと巣から出てきたので、身体に触ってみたら・・・
心なしか、少しお腹が柔らかくなってる感じが。

ぉおぉ、自力で出したか・・・なら、ただの便秘なのかな？
そう思いつつ、少し安心して、その日、帰ってきた相方にそんな話をしてた時。
「ね、ホラ、お腹少し柔らかくなったよね？」
なんて、ぷぷの身体をまじまじと二人で見て触っていたら、その時、初めて気が付いた。

首元から胸のあたりにぽっこりと、まんまるいものがぶら下がるようにしてある。
たしかに最近、首元の皮が襟巻きみたいな感じでたるんで目だってきたなぁ・・・
なんて思ってた。

だけど、よくよく見ると、そのダランとした、たるんだ首元の皮の
真ん中あたりにぽっこりと球状のものが・・・直径2cm強くらいはある・・・。

え。お腹がどうとか言ってた二日ほど前、こんなのあったっけ????
って感じだったんですが、今思うと、恐らく、元々しこりみたいなのがあって、
それがここ数日で急激に大きくなったのかと思う。

アタシはそれを見たとたん「ぁあ....もうダメなのかも....」って思った。
お腹が直接の原因ではなくて、もしかしたら、これのせいで、お腹にもきてるのかもしれない。
というか、アタシがゲームに没頭している最中、ずっと寝てばっかりいたし、
いつもの事だと思ってたけど、もしかしたら、その頃から・・・
というか、それよりもっと以前から、ちゃくちゃくと進行してた事なのかもしれない。



んで、ここ数日、色々ネットで調べた・・・。
ゲームなんて中断してというか....やる気が起きない。
病院すぐ連れていきゃいいんだろうけど、でも多分もうダメだろうという気がしてた。

色々調べた結果・・・腫瘍という可能性がかなり大きかったもので。

治療法・・・・手術。
しかし、高齢の場合は、手術にかなりのリスクを伴うので(そのまま死ぬ可能性もある)
大抵は、そのままもう自然に任せるしかないそうだ。
(内科的療法、つまり薬で一時的に抑えたりするくらいしかない)

しかし、中には、手術をして成功したりしている記事もあった。
でも、再発の可能性が高いらしく、やはり再発したというパターンの記事が多い。

とにかくハムは高齢になると、腫瘍が出来る可能性がものすごく高い動物らしいのだわ。

ここ数日、寝ても覚めても考えてた。
...というより、どっかで自分の中に覚悟をつけてたといった方が大きいか。

だけど、もしかしたら・・・・膿瘍って可能性もある。
膿瘍というのは、中に膿がたまっていて、その場合なら、
注射で吸い出す方法で治る場合もあるらしい。
ぶよぶよしている感じもするから、そうかもしれない。

...等と思ってたら、きのうくらいになんだか、固くなってしこりのようになっている。

ぷぷの様子は明らかに以前より元気がない様子でほとんどが寝ている状態。
時々、起きてきては、トイレ行ったり、水を飲んだり、食べたりはしているけど、
ペレットやひまわりの種が入った日常フード、乾燥系のものはほとんど食べなくなっている。

ただ、生野菜とか水分の多いものをすごくよく食べていて、
今までたまにおやつがわりにあげていた好物
(人間の食べる菓子パンの、パンの部分とか、シフォンケーキみたいなの)
は以前と変わりなく食いつくので、そういうお菓子系はほんの少しくらい添えて、
野菜関係は常時、新鮮なものを別のお皿にのせておいてあげている。

なんだか、腫瘍は栄養分を吸い取るらしいとの事で、
そういう時は、食べているものを食べさせてやった方がよい
とかどっかに書いてあったし。。。。

とにかく弱ってから、ガラリと今までと食べるものが変わっているので、
ハムスターも自分の身体がほしがるものを自然と採取してるんだろうなと
思うから、あまりそこに人間が神経質になって、あれこれ考えすぎない方が
いいというのがアタシの考え方。


ちなみに、世間では、よくハムの飼い方で、ペレット主体にしないとどーだの、
ひまわりの種は一日に何粒とか言ってるけど、アタシは今まで
何体もハム飼ってきたけど、でも、ほとんど食べ物なんて食べたがるものやってきた。
(ただ、あまりに塩辛いものや甘すぎるもの、これは危険というものは避けてるし、
　カロリーが多過ぎるだろうと思うものは、加減したり控えめにして上げてる程度)

それでも今までアタシが飼ってきたハムは大抵平均三年は生きてる。

つーか、、あまり神経質になって、これしかやらないとか
あれがダメとか言ってても、一番はストレスを感じさせない
したいようにさせてやるってのが一番いいんじゃないか...
というのがアタシのやり方。
(勿論、健康状態は確認しながら...というのは言うまでもないけど)

人間もそうだけど、どんなに健康に気を配っている人でも、
すぐ病気がちになるとか言う人いるし、アタシは人間だって
病気になる一番の原因ってまず、ストレスっていうのからなんじゃないかと思うんだよね。
病は気から・・・っていうけど、ホントそう思う。
(勿論、そこに健康というプラスがついて初めて最良の状態にはなると思うけど)

まぁ、人間は毎日毎日仕事にいくって事が、
もうストレス地獄にいるわけだから、
たしかにそれは避けられないんだけどね・・・。

でもとにかくそういうのも、人にもよるし、同じく動物だって個体差はあると思う。

だから、ハムの飼い方ってのも何が一番ってのは解らないし
(勿論、知識は必要...その上で判断するのが一番)
だから、アタシのやり方が絶対とは言えないので、あしからず。
中には弱い個体もあるからこそ、個体によって様子を見るのが一番ではあるとは思う。

(だからアタシは動物飼う時は、一番やんちゃで活発な健康そうなのを選ぶ・・・
　性格も能天気な方が、ストレス感じにくいっていうのあると思うし、
　だからアタシが飼うペットは、マヌケちゃんっぽいタイプが多い・・・
　まぁ、飼い主と似てるの選んでるのかも^^;w)



とにかく・・・・アタシも、ぷぷの事で色々とモンモンとして、
一人で調べて考えていても仕方ないので、
今日になって病院にいったんですが...

けど、アタシの中では、もう90%は、完全に覚悟が決まってた。

行く前には病院も色々調べた。
一件目の病院は近場だったけど、電話したら、
「...はい」
とか先生のような年配の男性らしき声。
しかも寝ぼけてるようなぶっきらぼうな答え方。
一瞬、どっか間違ってかけたのかと思ったわよ・・・。
しかも診療時間とハムスターは見れるかどうかみたいな事聞いたら、
愛想が悪いというか、めんどくさそうな、感じ悪い対応。
ちょっと今の時間はアレなんで都合つけてから、もう一度行く時にお電話します
と言って電話を切ったけど、そこは、行く気完全消失。

こんなん病院行ったら、逆に殺されちまうわ。。。ったく(怒

次に電話かけた所は、受付のおねえちゃんも元気よくハキハキしてて愛想がいい。
そこも近場ではあったので、そこに決めた。

実は、一件、ハムスターにも経験が豊富そうな病院もあったんだけど、
そっちはちょっと遠かったし、毎度連れて行くのに時間をかけると
ストレスになりそうなので、とにかく近場の方を優先したというわけである。。。

さっそく、いつも別荘(外)で、ぷぷがボールで寝ている場所の下に
敷いていたタオルをショルダーバックに詰め込み、その上に
ティッシュを詰め込んだハムスターボールをすっぽりと入れて、
ぷぷ　をその中に入れた。
こっちの方がキャリーを使うより、いつもの別荘で寝ている
感覚になると思ったので、ストレスを軽減出来ると思ったから。

ハムは嗅覚がいいので、いつも使っているタオルを入れたり、
いつも自分が寝ているボールとかに入れたりする方が、
自分の匂いがついていて、落ち着けると思ったので。

それでも、外に出すのは初めてだったので、外気の匂いで
環境の変化には気づくだろうし、それが弱っている所持ってきて、
ストレスになって色々とキツいんじゃないかと思ったけど・・・
結構、車に乗ってから様子を見てみたけど、
ユラユラと揺られながらも、その中で平然とスヤスヤ寝ていた。

病院につき中に入ると、内部がポップな感じの内装でセンスの良い感じだった。
受付のおねぇちゃんも、とても元気がよくてニコニコ愛想がいい。
しかし、奥で、犬の声がワンキャンと相当賑やかだったので
(病院の犬か、入院中の犬かは不明)
ぷぷ　がビビってるんじゃないかと心配で、覗き込んだが、
他の動物には免疫が全くないせいか、そこでもものともせず平然と寝ていた・・・。
(単に病気でかったるいんだろうけど、ビビってる様子はまるでない^^;)

診察室で、先生に見てもらって持ち上げられてる時も、全くビビってる様子はなく・・・
(モタモタモタモタやってたけど、飼い主が持ち上げてる時と至って同じ反応)
その後、診察台の上をウロウロウロウロ歩き回ってたので、
(ビビってウロウロしてるというより、家にいる時と同じような行動)
先生とアタシは、落ちないように台のはしっこを手で
あちこちカバーしながら、会話していた^^;(何げにジェスチャー・・・)

先生は
「噛まない子だねぇ〜・・・
元気がいい子だとガブッと噛み付くんだけどね〜^^;」
とか言って褒めてたのでw
「そうなんですよ〜。口元に手持ってっても
人間の手絶対噛まないようにするんです^^;」
とか話してた。。。

とにかく、先生が触っても何しても、あんまり周りの環境の
変化には動じてない様子で、まぁ、アタシの見る限り、
「なんだよここは・・・どうでもいいけど、さっさと休みてぇよ・・・戻してくれよ・・・」
って感じか^^; (飼い主に似てる・・・w)

先生との話の途中、もう済んだのでボールの中に戻したけど、
そしたらまた、ティッシュの中に潜り込んで落ち着いて寝てた・・・。
(いつも自分が入って落ち着いている場所=
　ボールごと持ってきたのがよかったのかもしれない)



...さて。肝心の病気の内容ですが。
やはり...アタシの思ったとおりの結果でした。

というか、先生は首元(胸元)のしこりを触って、
「ぁあ・・・これはもう腫瘍ですね・・・」
と。

で、手術に関しては、やはり、結局しても　どうこう・・・みたいな事言ってた。
(これも想定内)

アタシもそういうのはネットでほとんど調べたので
理解は出来ますという感じで話してて、ただ、
「仮に手術をしたとしたら、完全に治るんですかね?」
と聞いたら、
「実際、手術をして腫瘍自体をとりのぞく事は出来るよ。
まぁ、姿形は、元通りになって、見た目的にはスッキリはするけどね。
けど、もう老体なので、結局その後、余命が伸びる...
というのは何とも言えないし、もう3年近く生きてれば
結局すでにもう大往生しちゃってるから寿命だからねぇ・・・」と。
(言葉自体はハッキリ覚えてないけど、そんなような事言ってた)

それと「手術費用もバカにならないですしね・・・」とも言っていた。
(それも調べたけど、およそ5万くらいとか調べた範囲では書いてあった)
ある意味、こういう事を言ってくれるのは、アタシは善良なお医者さんだと思う・・・。

お金だけどんどんとろうとする医者もいると思うからね・・・。
(結局、飼い主のエゴで、お金を支払っているという事だとは
思うんだけど、それを食い物にするというかね...
まぁ、これもどうとるかは、飼い主による
価値観の問題だと思うのでなんとも言えないけど。)

まぁ、先生は言葉に色々気を使ってるようで、
「こんな言い方するとあれだけど・・・」と躊躇しながらいってたけど、
結局は、あまり手術しても意味がないみたいな事だと思う。

アタシも色々と、そういう事は調べまくってたので、
先生の言いたい事は理解出来たので、
「ですよね・・・
　私も色々ここ数日考えてもう覚悟は決めた上で来たんですけど・・・
　もう三年も生きてるし、結局は寿命だと思うし、どっちかというと、
　もう老体なんで、あんまりいじくりまわしても可愛そうだっていうのが強いんですよね。
　だから、やっぱり後はもう自然に任せて、なるべくストレス感じさせないように、
　好きなようにさせて、自然に任せた方がいいんじゃないかって思ってるんです。
　ただ、素人判断で腫瘍と決め付けてもあれなんで・・・
　結局、膿瘍だったりすれば治るかもしれないし・・・とか思って
　それで、とりあえず、見てもらおうと思って・・・」
と言ったら、改めて、ぷぷ　の首元のしこりを触りながら、
「う〜ん・・・でもこれは、触った感じ、まず腫瘍と考えて間違いないと思いますよ^^;
　膿瘍みたいにブヨブヨしている感じではないので・・・・
　まぁ、検査して組織とって調べる事もできますけど・・・
　実際、あまり傷つけて化膿させたりする
　可能性もなきにしろあらずなのでね・・・」
みたいな事言ってた。

逆にアタシも、余分にいじくりまわすのも可愛そうなので、そのへんは頼まなかったけど。

ただ、腫瘍が小さくなるわけではないけど、内科的療法は出来ると。
「薬飲ませれば、食欲出たり、今より元気にはなるんですかね?」
と聞いたら
「うん、なりますよ。
　ただ、治るというわけではないけど、腫瘍が化膿しないように抑えておいたり、
　食欲を出したりするような方向に持って行く事が出来るので」
と。

なので、アタシも「是非、それでやってください」と言って、薬をもらってきた。
恐らく、これは、抗生物質なのかな・・・。
ただ、言っていたのは、もしかしたら効かない可能性もあるから、
効かなかったら、注射をする方向も考えてるので、また様子みてくださいと。


ま、アタシ、身内が結構癌で亡くしてるから、なんとなく理解はできるんだよ。
腫瘍・・・つまりガンなんだよね。
だから、薬が具体的には、何をする為のものなのかとか、
そういう事くらいは感覚的に理解出来る。

わずかな延命処置という事になるのかなぁ・・・これも人間のエゴなんだろうけど。
ただ、アタシの価値観では、延命というより、苦しませるのが嫌ってのが大きいんで、
薬とかで、少しは生きてる間に元気になっていつもの日常が送る事が出来たり、
あるいは、最低限、痛みを感じなくて済むようになったりするなら、
そこにかけては、どんどんやってもらおうという考えなんだわ。

まぁ、最後は静かに眠るように・・・とはいかないだろうけど、
もがき苦しんで・・・というのは本当に可愛そうだからね・・・。
(自分がそうだとしてもそう思うわ・・・
　死ぬって事は、もう覚悟したらもうしゃーないとか思うかもだけど
　苦しんだり痛いのは嫌ぁぁぁとかすっごい思う^^;)





....まぁ、そんなこんなで、今日から、ぷぷ　の
最後の時まで、色々と出来るだけの事をやろうと思ってますわ。。。

最近は食欲がなくなって、本来のご飯をほとんど食べなくなって、
キャベツとかレタスとか、あとは水結構飲んでて、
水分っぽいものばかり欲しがる感じで。とにかく喉が乾くんだろうなって感じ。
まぁ、相変わらず、糞がカチカチな分、水っぽいものをたくさんあげてるけど。

先生も、そういう話とか、最初に糞がでなくなったとか言う話をしたら、
「ぁあ・・・もうね、話聞いてるだけで、症状として、
　それはたぶん(腫瘍は)確実だと思う^^;
　もしかしたら、お腹の方も腫瘍あるかもね...」
とも言っていた。(アタシもそんな気がしてた)

先生も
「でもねぇ・・・^^;
　どうしたってもう結構な老体だから、あちこちにいろんなのが出て来ちゃうんだよね・・・」
と。

まあ、人間だってそうさね・・・。

とにかく最近は乾燥フードより、水分のあるヘルシーなものをほしがってるから、
明日は、相方に仕事の帰りに、ブロッコリーとにんじんを買ってきてもらおう....
(相方は夜勤なんで、午前中に帰ってくるw)

ちなみに、病院の帰り、相変わらず、ぷぷは、
ボールの中に戻ってから、スヤスヤと寝ていた・・・。
(熟睡はできなかったろうけど^^;)

まぁ、かったり〜な〜いやだな〜という感じではあったんだろうけど、
ビビッてる様子は全然なかったので、ストレスにならなくてホントよかったと・・・。
(元々、怖いもの知らずというか、ボーッとしてて鈍感な所あったんで^^;)

で、帰ってきてケージに戻したら、
「もう〜・・・かったるいのに連れ回しやがってッ!ヽ(`Д´)ﾉ」
のごとく、ケージに入れたとたん、サササッ!と巣に入って、
ドアをピシャッ!!!!とのごとく、入口をティッシュで封鎖w

...具合がよくないから、もうかまわれたくない、
いじくられたくないんだよねぇ...^^;....ﾜｶﾙﾜｶﾙw
だからね〜・・・余分な事しない方がいいとつくづく思うのよ・・・

しかし、そのあと、チーズ風味のパンをひとかけら、
ちぎって巣の入口の前に差し出したら、すぐさま
ティッシュの間からニョキッと口先が出て、パクッとくわえて
またティッシュで、ピシャッ!!!!!とか封鎖した・・・・

きっと、おこ　なんだね・・・(泣
...まぁ、そんだけ今のところは元気あるって事でよしとしよう・・・^^;