アナと雪の女王、DVD買っちゃいました。
(...といっても買いたくて買ったのは相方ですが。笑)

アナと雪の女王 MovieNEX
(ブルーレイ＋DVD＋デジタルコピー＋MovieNEXワールドセット)
楽天ブックス/価格：3,370円（税込、送料込）


...まぁ、アナ雪は、相方と劇場にも見に行ったんですけど(笑)
作品の個人的な感想については、DVDまで買ってるくらいなんで省きますが...w

この映画の中の曲も、現在かなりヒットしてますね〜
その中の「Let It Go」という曲の歌詞
「ありの〜♪ままの〜♪自分に〜なるの〜♪...」とか、
勿論、アナ雪のストーリー自体もそうなんですが、
何だか現代社会へのメッセージを感じてならないんですよねぇ...。

実際、今の時代は、以前からの時代から言われてきた
「世間体による型」通りに生きようとしても、
難しくなっちゃってる相当キツい時代です...。

でも殆どの人達が、そうしないといけないって気張ってやっていて、
だけどそのようにうまくいかない...理想通りに生きられない状況に
自分が劣等生だからだとか、ダメ人間なんだろうか...とか、
心のどこかで自分を否定してしまう亊によって
皆が皆して辛くなって苦しんでいると思うんですわ。

...でもそうじゃないんですよ。
その型に自分からハマって、自分で自分の心を
支配してしまうからそう思ってしまうんですわ。

んだから、もうそんなもんは、かなぐり捨てて
「ありのままの自分」(自分が本当にしたい、そうでありたいと思う自分)
になって、素直な気持ちに従って生きる亊が、この時代で、
身軽になって明るく楽しく幸せを感じて生きていける秘訣なんだ...と。

それが、こういう流行りものの作品にも、ちゃんと、
そういうメッセージが込められているんだなぁ〜...と思えてならないわけです。

アタシ自身も、このブログでも、
「世間で言う一般常識」なんてかなぐり捨てて、
したいように能天気に生きるってのがいいんだ
そうすっと楽しいよぅ〜（-▽-）ﾌﾌﾌ
みたいに、今まで色々訴えて書いてた部分もあるわww

実際アタシも、ある時期に、もうホント、
「世間なんてどうでもいいわー、何言われたっていいわー、
オタクだとか、怠けもんだとか、ヨゴレだとか、いい歳こいてる癖にどうとか、
そんなん言いたいやつには言わせておけ、周りの声になんか流されない、
自分がやりたくない亊はしない、自分の心のままに
ああしたい、こうしたいという意識に従って生きるわー！！！！」
って決意してからは、なんか心がスーッと軽くなって、ホンッッット
日々の小さな亊さえも明るく楽しめて、小さな事にも幸せを感じれるような、
いい意識になったからねぇ....。



...将来が不安？先の事考えないと不安？
というそこの貴方、一体今をどんな時代だと思ってるんですかw
そんなもん、この時代になりゃ、皆同じなんですよ。
ﾊﾞﾌﾞﾙの頃みたいに確実な安定なんてのは存在しない、
いつ何時どうなるかもわからんのです。
むしろﾊﾞﾌﾞﾙにのっかってた時代の人達でさえ、一生安泰だと
思ってたものがとっくに崩れ落ちちゃったりしてるんですから。

...とは言っても、アタシの場合は、若い頃から型にハマらず、
もうずーっとしたいようにやりたい放題サバイバルに生きてたクチなんでw
安定なんかも求めてない所か、生活なんてのも常にガッタガタで、
だから逆に時代が崩れ落ちたって、対して痛手なんて感じなかったし、
というか「ﾊﾞﾌﾞﾙってなぁに?(・・)」みたいな感じでしたわw

だからよくよく考えてみると、ずーっとそんなだからこそ、
自分の状況って昔から対して変わってないんですよねぇw

...そんな私から言わせると、変わったと言えるのは単に世間の目(笑)

...というのは、ﾊﾞﾌﾞﾙ崩壊後、それでもまだ豊かな時代の頃は、
社会も格差がそこまで広がってなかったからこそ、自分は、その中では
見るからに落ちこぼれ、つまり下層の人間、周りもそう見るだろうってのも自覚もしてた(笑)
けど、当時は若かったのもあるので、余計、
「底辺で結構！(`◇´)ノ　っていうか、底辺の方が自由で楽しいぉ〜!(´▽｀)ノ」
とかお気楽で、とにかく上層とか勝ち組とかなんかにも全く興味なかったw
(むしろ、そういう人間達が嫌いだったんで、好きでその道選んでるという)

だから、そういうアタシに対し、上から目線でバッシングする人間も
当然いたりすんだけど、そんなもん、すでに慣れてるし、
世間の目が怖いならはじめっからそんな道進んでないw
んだから、開き直り根性にかけては天下一品w
「こっちゃ好きでやってんじゃい、オラァ!(`◇´)ノ
　きさまらに迷惑かけてないのに何が悪いんじゃい、オラァ!(`◇´)ノ
　そうやってすぐ人種差別して、人と自分比較して、他人ジャッジして
　いい気になってる、てめぇらの方が人として、すでにクズだろうが、オラァ!(`◇´)ノ」
...という、アタシのお得意の開き直り技というのは、今に始まった事じゃないというね...w

しかし、世の中が崩れ落ちはじめ、どんどん悪化の一途を辿り始めたら・・・。
ふと気がついたら、今じゃ、周りと自分の差が対して変わらなくなったw
つまり、そういう人間が一部だけだと「底辺」とかいわれたけど、
皆でそうなっちゃうと、それが普通になっちゃう...という七不思議w

いやぁ〜、だからむしろアタシの場合は、
この時代はある意味、昔ほど、うざい視点で見られなくなったし、
うるさい事も言われなくなったし、そういう点は、精神的に生きやすくなったし、
自由度あって、素晴らしい時代だわー♪とさえ思っている(笑)


ただ、皆が同じになってきた...と言っても違いはある。アタシは
「今まで自分が好きで選んでその道生きてた=キョーミないから努力なんてしなかった」
けど、他の人達はそうなりたくなかったから、今まで一生懸命頑張り続けて、
未来信じて努力努力を積み重ねてきてたわけだから...
だからこそ、こんな時代になっちゃって、本当にツライだろうなぁと思うのよ。

そんなふうに思えるようになったのも、アタシも、人生のある時期から
遅咲きですが、ある業界で10年間程、上目指して頑張ってた時代もあり、
そこから「積み重ねてきたものが全て崩れ落ちる」っていうの体感したからこそ、
...とも言えるんだけど。

その頃は、いい加減に生きてたそれまでの過去と自分を否定して、
夢を信じて、一生懸命頑張って、その世界での勝ち組を目指して野心満々でした。
...ほんと、むしろ、それ以前の過去の生き方とは全く逆。

そしてだんだん知恵つけて合理主義になり、理屈っぽくなり、
刺々しい意識で、その世界の才能や能力や肩書きに拘り...
過去に大嫌いだった人達が大好きになり、
努力してる人達、前向きな人達が大好きになった。
そして、そういう思考で成功した人達が、尊敬し、
自分の目指す人間...というふうに価値観が180度変わったんですわ。

そうやって、自分も肩に力入れてキリキリキリと気張っていた。
でも、最後は、それらを何もかも失い修復不可能にまでなった時に...
本当にドツボの意識味わった。
そこから更に、一気に人生の波乱が続いてましたしねぇ...
さすがのアタシもその頃は、もうシビアにならざるおえなく、
ヘラヘラした自分はどこへやらという...

そして、気がついた時には、世間の型通りの声に流され、
自分を周りを比較し、先の未来さえ見えない、自分の状況を見て、
何もかもマイナスに捉えている自分がいた。

それから数年間、ずーっと、いつも暗い霧の中を彷徨ってるような感覚が続き、
寝ても、ほぼ毎晩しょっちゅう怖い夢とか暗い夢ばっか見てた。
夢から覚めても、「ぁあ、夢か、よかったー」とは思えず、
現実さえもどよーんと暗くて、寝覚めからマイナス意識になり、
もうやりきれない気持ちになってて、何もかも終わった、
もう自分はおしまいなんだ・・・とかさえ思ってました。

でも、それは、そうやって気張っていた時代に、
知らずとつけてきてた「自分の中の何かのせい。
ある日、自分の中の、その「何かを捨てた途端、
そんな低迷した気持ちが、一気にパァッと晴れ、その後もどんどん、
そういう方向に気持ちを持っていったら、また「楽しめる自分」を取り戻せてたのよ。
そうしたら、ストレスになる亊も以前よりもなくなっていったりして、
とにかく現実的にも、本当に楽になれた。

...しいていえば、昔々のテキトーでいい加減で、
楽天的に「まぁ、いいやぁ〜(-▽-)」って、お気楽に楽しんで
生きてた頃の自分にどんどん逆行していった感じというか...w
（ただ、今は、自分に責任持って生きているってのだけが違うだけでｗ）



....だからこそ今のアタシは「これが正しい」「これが正解」なんていう
「一昔前の時代の一般論」を掲げ、どうこういって正論振りかざしてる人達見ると、
「何そんな懸命になって自分をよく見せようとしてるんだろ・・・
何したいんだろ・・・自分がそれでいいなら別にそれでいいじゃん・・・」
とか不思議で仕方ないくらいなわけですよ(笑)

大体、今の時代はもう、
「目標掲げて、夢持って、だから肩に力入れて頑張らなきゃいけないんだ！！！」
「世間的から見て立派な社会人でいなきゃ！」「エリートにならなきゃ!」
「人に自慢出来るステータスを持たなくちゃ!」「勝ち組にならなきゃ!」
「良い妻でいなきゃ！」「良い母でいなきゃ！」
....な〜んて体裁繕う事に一生懸命になって気張ってやってたって、
実際いい思いなんて出来やしないのよ...。

(まぁ、もっと突っ込んで言えば、その集団意識に洗脳されるからこそ、
上の上の方の大きな思惑の部分に、まんまとのっけられて
いいように動かされるっつうか、騙されるつうか...＾＾；）

...とにかく、そんな時代だと思いますからね。
だからもう一昔前の時代の生き方としての「一般常識」なんてかなぐり捨てて、
本当は自分はどうしたいのか？どう在りたいのか?っていう
「ありのままの自分」になって生きる亊が、このキツイ時代を
乗り越えられるポイントなんだって、あたしゃ、すんごく思ってるんですわ。
勿論、抱えなければいけない責任まで捨てちゃえとか言ってるわけじゃないし、
例え、そうしたとしても、その上でかかってくる責任も認識した上で、
ちゃんと自己責任が持てる範囲で...というのも勿論ですがね。


まぁ、なんか、アナ雪の話題からいきなり飛躍しているようですが・・・
アナ雪には、そういった現実にリンクされたものがあるという事が言いたいのですわ。

アナ雪の主人公の姉妹の一人、アレンデール国の王女である姉のエルザは、
女王の使命を背負う傍らで、自分の持つ魔法の力を隠し続けなければならず、
自身でその自分の力を否定しながら人目を避け続ける形で、ずっと生きてきた...
戴冠式の日、それが民にばれその場から逃げ出し、一人ポツンと雪山を歩く中、
女王の立場を捨て、自分の力を認め、本当の自分を解放して生きる決心をする...
と言うシーンでエルザが歌う形で流れるのが、「Let It Go/ありのままで」なんですが...。

...こういったアナ雪のストーリーや、そこに連動する歌詞には、
まさに現代に生きる人達の深層心理の中の思いとリンクするものがあり、
そして、この作品には、そこからの心の開放を訴えるメッセージがあるように思えてならないのですわ。

あたしは、時代ごとにヒットする作品には、いつも、その時代に
必要なメッセージが込められている...という事に気づく事がよくあります。
だから、アナ雪のヒットも、それだけ多数の人達が、そこに込められたメッセージに、
(表面的には理解はしてなくても)心の深層心理の中で反応するからこそ、
こんなに人気が出るんだろうな〜...と思えてならないのですわ...

▼アナと雪の女王ミュージッククリップ : Let It Go/松たか子