ちなみに、若い頃のアタシはずっと思ってた。
「大人なんて汚い。ズルい。
　だから、大人になんてなりたくない。
　アタシは大人になっても、ずっと子供のままの大人になりたい」
とｗ

まぁ、それからのアタシは、そんな事を
常に意識して生きてきたというわけでもないけどw

でも、少なくとも、その頃の信条はどっかに刻まれてるんだねぇｗ
今の年齢のアタシを見ても、アタシは、その頃のアタシが思ってたように
ずっとそのまんま生きてきてるんだなーと、つくづく思うからねｗ

「子供のままの大人になりたい」
といつも言ってた10代の頃のアタシｗ

今、そういう事を思い出しても、自分は、ある程度は、
若いころの夢は叶えられているんじゃないかなー
と言ってもいいんじゃないかと思うのよｗ

ただ「それがよかったかどうか」....っていうのは、
今のアタシからしても、微妙ではあるから、
決して、人にお勧めは出来る事ではないけどさｗ


アタシは以前から、何かしらで仲良くなった若い子（キャバとかでも）とかからよく
「みらいさん、いいな〜(´Д｀;)
　アタシもその年齢になっても、
　みらいさんみたいになりたいですよ〜(´Д｀;)」
とか言われる事多いのよね〜。

ま〜、これは、まずアタシの見た目が、人に驚かれる程、
年齢に見えないという所から、反応された上での流れなんだけど。
（女性にとって見た目の若さというのは永遠のテーマなんだろう...）

更に、リアルでのキャラも、まぁ、このように能天気なんで、それでアタシは、
「悩みもなく、苦痛もなく、いつも思い通りに、
　自由奔放に人生満喫して生きてきてる人」
とか思って、そう言われるんじゃないかと思うんだけどもｗ

そういや、若いころも、一部の仲間や友達とかからよく言われたものだわw
「いいよねぇ、みらいは。何にも悩み無さそうでさぁ〜」とか
「バカなんだか利口なんだかわかんない」とか
「みらいさんに、悩みなんてあるわけないじゃんw」
とかさぁw

しかも、若い頃のアタシは超がつくほど素直だったのでwww
そう言われて
「そうかー(・・)アタシは悩みがない人なのかー(・・)」
とか思ってたりしてたんだけどw

いぁ、そんなことないからw
若いころのアタシちゃんwwww
アンタ素直だから、人から言われると、そのまんま
「そうなのかー(・・)アタシはそうなんだー(・・)」
とか反応してたけど、今のアタシからすると、それ、
周りがアタシの事を見抜けてない、解ってないだけつうのw
....って言ってやりいたいわw

ま、でも昔から能天気だったから、そういう周りの言葉もなんらマイナスに囚われずに
「・・・なんか腑に落ちないけど、でもまぁ、楽しきゃどうでもいいかー。
　キャハハ〜w」
とか周りに流されず、やってたからいんだけどさぁw
(↑こうやっていつも、仲間内の内輪の人間達には、相当気が長くて、
　能天気にヘラヘラしてたから、バカなのか利口なのかわかんない...
　とか言われたりしてたとも言えるw)


まー、大人になってからも、一見は、こういう人当りのキャラの部分は、
さほど変わらんのでw　仕事とかで表面的に接してる若い子達には、
同じく、アタシが、そういうふうに見えているんだとw

そして、それが何故か、
「いいなー。私もその年になってもそうありたい、年とってもそうなりたい」
という羨望に変わっているというねw

....けど、大人になったアタシは、
若い子にそう言われると、いつもとっさに躊躇するのよ....
「うんうんｗｗ　なった方がいいよ！！！！（＾0＾）ｗｗ」
とも言えないしねぇ....w

大抵言われても、うぅぅうううぅぅ〜ん....とか返答に困るわけよｗ
大人だからwwww


....それはなんでかっていうと。
若い頃ってのは、まだいろんな事が解ってないからなのよ。
そうやって生きるのもいいんだけど、その上で、
引き換えにしているもの、手放さないといけない事。
そういうのが必ずあるっていう事が、具体的には解ってないからなのよね。

だから、若い子はきっと、アタシの表面だけ見て
「いいなー！
　大抵は皆、おばさんになると、自分に自信なくして、
　卑屈になったりしてるけど、みらいさんって違う！
　いつも楽しそうだし、余裕がありそうだし、
　みらいさんは、きっと人生謳歌してるんだ！
　おばさんになっても、勝ち組なんだ！！！！
　いいな！！！！　私もそうなりたい！」
とかなんとか思ってるんだろうと思うのよね〜....ｗ


....けどね〜ｗ

人は
「あちらをとれば、こちらがない」
って事、いっぱいあるのよ。

言い換えれば
「これをとるかわりに、こちらを捨てないといけない」
という事があるって事。

目に見えている「いいなー」と思うものを手に入れたいのは誰でもそうだろう。
でも、そのかわり「手放さなきゃいけないもの」の選択も必ずついてくる。
....そういうものなのよ。

将来、その若い子達は、そこに立ち悩んだ時、
それでも、そういう人生を選ぶだろうか？

そう思うと、これがいいよ。とは、一概に言えないわけよ。
大人としての責任意識からねw


「幸せの価値観」というのは、皆、アタシと同じではないから。

仮にアタシと同じ人生、状況を辿ったとしても、人によっては
「私はなんて不幸なんだろう」
「私はいつもいつも、これに恵まれなかった」
「こんなはずじゃなかった・・・・」
と嘆く人間もいるとたくさんいると思うわ。

アタシ自身、そういうデメリットの部分も多いにあるから。
でもね、そういうふうに思わない事が出来るかどうか...ってだけなのよ。

そして、アタシは後悔は、まずしてないって事だけｗ
自分が望んで、自分で選んだ道だから。

アタシは常に、自分の人生やりたいように、思ったように生きてきた。

その上では何かを諦めたり、そのせいで手に入らないものもあったけど、
アタシは選択する上では常に現実的に慎重に考えてるから、
その上では、諦めなきゃいけないもの、手に入らなくなるだろうものも
想定した上で、常に腹くくって、その道を選んできてるのよ。

(ヤンキー時代に祖母が相談した霊能者が
「その子は解っててやってるから、放っておきなさい」
って言ったのもそういう意味だと思う)

覚悟した上で、選んでるからこそ、後悔はしてないのよ。
むしろ、アタシは、そんなふうに自分が思う通りに、自分の意志で選択した、
そう生きれた事が、非常に幸せな事だと思っているのよ。

だからこそ、我が人生に悔いなし！！！！！(｀◇´)ﾉｗｗｗｗ
って思ってるだけなのよw


だから、アタシの人生が一番幸せとか、正しいとか言うわけではないのよ。
何を選んでも、そこに引き換えにしないといけないもの、
捨てなきゃいけないものは必ずある。

でも、何を選んでも、
「それを選んだ私は、これでいいんだ」
「私にはこういうのがあっているんだ」
「アタシは、これが幸せなんだ」
そんなふうに心から思えるかどうかなのよ。

自分の選択を、信じれるかどうか。
それは、いわば自分自身を信じれるかどうか。って事なのよ。

だから、これは、別にアタシが「人から羨ましがられる人」って事なんじゃないのよ。
ただ、「それでも幸せな事だと思えるか?そう感じれるかどうか。」という、
「人それぞれの幸せの価値観」って事なのよ。


....アタシだけじゃなく、人間は皆そう。

隣の芝生ってのは、青く見えるだけなのよ。
それは所詮、ないものねだりの自分勝手な心理よ。

例えば、それが、努力して得れるものだったとしても、
それと引き換えにする努力や、苦痛等を避け、
そうしない、何もしないという選択をしているのは自分なのよ。

そこまでする気持ちはないから、自分はこれでいい。
と思えればいいけど、それさえもしないで他人のものを羨む。

人の持っているものを羨ましがる心理は、
自分が選んでいるもの、あるいは、自分の人生を後悔しているだけの、
自分を信じていない行為なのよ。


そもそも、どんな選択であっても、選択したものに対して、
人は必ず、ない部分っていうのも、皆平等にあるわけだから。
ある所とない所が、人それぞれ違うだけ。

更にアタシの長年の分析でいえば.....ｗ
「手に入れているもの」が大きい程、
「失うもの」「ないもの」「苦悩」
というのも大きくなるもの。

その比率ってのが、人それぞれ違うだけなのよ。

天は二物は与えず。って本当なのよ。
ただ、二物を持とうとする事は出来る。
人より大きなものも手にいれられる。

だけど、必ず、そのかわりに、苦痛、苦悩、
そして何かを手放さないといけないものというのは、
手に入れたものと、同じくらいの比率で、ついてまわる。

....だから結果的には、プラマイゼロ。皆同じなのよ。


....でも、大抵の人は、そういう原理に気が付かない。

言い方変えれば、人は「自分にはない」と思う、
「他人の持ってる部分」だけを見ていて、
その他人が実は持っていない「自分は持っているもの」
に対しては、自分では気が付いてないだけなのよ。

自分が持ってるものは「当たり前」と思ってるのが人間だからね。

だから、「人の持ってるいい部分だけ」を見て羨ましいと思う。
そして、自分が欲しくて仕方ないものを持ってる人を、
いいないいなと言って、そして時に僻むのよ。

....そういう人見るとさ、なんて愚かなの。と思うわ。


しかもね。
人よりも、たくさん恵まれてると思う人程、
そのかわりないもの、あるいは、苦痛、苦悩等も、人より大きいのよ。

皆、そういう事には気づかないし、見ようとしないのよね。
....これ、なぜかと言うとさ。

それを持ってる人達は大抵、それだけの苦悩に打ち勝ってきて、
心が強いから、苦悩や苦痛があっても、
それを人に見せず笑ってるから、そう見えないのよ。

あるいは、そうじゃなくて、「見栄」の心理の場合もある。
つまり、苦痛や不幸な部分はあえて隠し、周りからの羨望と優越に浸りたいが為、
周りには「私は恵まれている人」を気取って「私は幸せなのよ〜!」とか、
自慢げに、これ見よがしに見せている人も大勢いるからね。
(そういう面には見栄っ張りである、女に最も多いタイプである。
　しかも女性の場合は、演技能力が高いので、自分の周りを
　華やかオーラにして、人に見せつけるのは得意分野な為、
　非常に見抜きにくい。)

はたまた「逃避願望」という心理の場合もある。
自分自身の現実や苦悩から逃げ、向かい合おうとせず、
それを忘れようとするかの如く、アルコール等に逃げて、
娯楽にふけっていたりして、おもしろおかしく振舞っていたりもする。
(※キャバのおっさん客は、こういう現実逃避型が多いw
　でも、そういう人は、一見陽気に見せていても、無理やり感があって、
　思いきり枯れたオーラが漂ってるのでw　人生充実してないんだなー
　というのは、すぐ解るというか、感じるのよねw)

....あるいは、「防御」の心理の場合もある。
自分の弱みを見せると、嫌な人間達に、そこを突かれてしまう事もあるから、
自分の苦悩や不幸な部分は、心を開いてない人には、あえて隠す..という人もいる。
野生では、傷ついた動物は、すぐに狙われて食われてしまう。
だから動物は傷を負っていたり、弱ってたとしても、何でもないフリをする・・・
それと同じような原理でしょう。


とにかく理由はいろいろあれど、いずれにしても誰もが、
そういった自身の不幸や苦痛部分といったマイナス面は隠しているもの。
あるいは、その人に栄光や、輝きがあればあるほど、見る側は、
そこに囚われて、その人の裏側の苦痛の部分というのは見えにくいだろう。

だから、それを見抜こうとしないと、周りは皆、誰もが幸せそうだ...
というふうに見えてしまうわけだ。

特に、人と自分をすぐに比較してしまうような人は、
他人の表面的な部分だけに囚われやすいので、
「この人は、何も苦痛がなく、幸せなんだ、恵まれてるんだ...」
と思いこむのよ。

そして勝手に自分と比較して苦しんで、勝手に自分にコンプレックスを作って、
勝手に被害者意識になって、挙句、時に豊かに見える人を憎み、攻撃する。
そして、自分で勝手に自己嫌悪に陥り、苦しみ、勝手に不幸になってる。

....悪循環で、愚かなのよね〜。


アタシは今までの人生、そういう
「人間のえげつなさ」を見て来て、いつも思ったわ。
「....人間なんて本当、勝手なもんだよね....」
とね。

ま、そういう人間の裏側が解ってしまう、見えてしまう
ってのも、一つのデメリットでもあるんだけど。

それでも、この術を独学してるのも、自分が選んでる事だけどさｗ


...とりあえずは、アタシは、それを
「ホラー映画」を見るように、常に客観視して人生生きて来てるわｗ

いぁー、生きてる人間の心の闇っていうのは、
時に、どんなホラー映画よりもえげつなく、
そして、ある意味、幽霊より怖いよ？ｗｗｗ

ホラー好きのアタシとしては、時に、いい刺激になるわｗｗｗ

ま〜、こういう言い方すると、まるで人間を研究材料みたいに
見てるような、嫌な見方かもしれんけどねｗ

でも、そういう客観視した受け止め方でもしてないと、やってられんからね〜。
....そこがアタシの黒い所よｗ