現在(今)のアタシは、闇の世界にいて、闇を見ている。

闇の中でも、まだ暖かいと思えるこの場所で、
無数の闇を見ながら、闇の中の一筋の光を探している。

明るい世界に戻り、光を探す方が、簡単なのは解っている。
.....アタシには、それが可能だ。
だからこそ、この闇を客観視していられる事も解っている。

でも、何故かアタシは、あえて闇の中にいて、一筋の光を探す。

アタシはチャレンジャーなのか？(汗)
探究心旺盛なのだろうか？(汗)

闇の中にいるからこそ、一筋の光が
より輝いて綺麗に見えるからなのだろうか。

闇に染まらぬよう、無数の闇を客観視しながら、暖かい一筋の光を探し続ける。

時折、間違える事もしばしばある。
間違えてしまうと、自分の心の中に闇が入り込む。

とれない。とれない。とれない。
...そんなふうにあがいている時、暖かい一筋の光が現れる。

....一時、救われる。
自分の心の中の闇が晴れていく。

...でも、この闇の世界では、やがて、そんな光も、
闇の中にまみれて、闇になってしまうのかもしれない。

闇の中に居ても、失われない、
暖かい光というのは、幻想なのだろうか。

...様々な闇。
それを、ただ客観視して見続けるアタシは、
一体何を求めて、此処にいるのだろう。

それでも、もう少し、この闇の世界で、
人の心の闇を眺めていたいのだ。