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2013/02/16

元キャバ嬢の本音(お水の裏側)-2- / キャバクラへ

Category:[長編/元キャバ嬢の本音]



そしてキャバクラへ...

...その後、アタシは、キャバクラに行ったわけですが。

まぁ、実は、前記事の変なスナックでウダウダしてた時期、
チャッカリとネットでお水の求人関係のサイトで、
「自分の写真とPR登録しておくと企業から声がかかる」
とかいうシステムにシッカリ登録しておいたら、
地元の駅周りのキャバ経営者の人から声がかかったわけですわ。

ヘンなスナックにハマってたアタシからすれば、
もう救世主〜みたいな感じだったわ...w

しかし自分のホステスキャリアのブランクとか、年齢とかもあるので、
そういうのも電話で事情を話したら、そこの店長(男性)が、
「ま〜気軽に体験入店だけでも来てみたら。別にこっちはいつでもいいよ」
と言われ....。

で、面接行ってみたら
「この世界、実年齢あんまり関係ないからね〜」
と言ってて案外ホイと簡単に採用されたというw

まぁ、常に実年齢よりも大分若く見られたりはしてたし
自分でも見た目年齢の若さには自信はあったんですが...。
けど、当時はアタシはキャバクラというのを時代的にもよく知らなかったんで、
「いくらなんでも、キャバクラはすんごい若い子達しか雇ってもらえないだろう」
という先入観がかなりあった^^;
(...勿論、中には、年齢制限ある所もあるけど店によるw)

まぁ、何にしても、そんなふうにすんなりと入店出来たので、
「・・・つか、アタシは、なんの為に駅から離れた
小さい寂れたスナックみたいな店を、わざわざ選んで行ったんだろう...^^;
謙虚ってないで、最初からこっち狙えばよかった... _| ̄|○ 」
とつくづくオモタと言う^^;

今でもアタシは
「自分にあえて謙虚になるとロクな事ないな...」
とつくづく思う亊いっぱいあるわ...なんでだろ...^^;


....で、入店したんですが...
当然周りは20代前後の女の子ばかりw

しかも、ホステスの世界の中で言えば、
「スナックよりキャバクラ(特に駅周りとかはw)の方が格が上」
という見方はされるだけあって、以前のスナックとは違ってw
女の子も明るくて派手目のパッとした感じの子が多かったw
(ぶっちゃけ以前のスナックの子達は、なんか一番人気の子以外は、
皆イモくさいし、そもそも枯れてるイメージがある子ばっかだった...w)

まぁ、そんでも中には30〜38歳くらいの子もいるんですが(案外いる^^;)
それでも、一般の同年代の女性に比べれば、パッとしてる方なんで、
見た感じ違和感はないし、セクシーなドレス姿もサマにはなっているわけだ。

しかもですよ....ほとんどの子が.....おっぱいでかッッッッ!!!w
...つか、キャバにいる子ってなんで皆あんなにおっぱいデカいのw

いや、ほんとこの辺は余談だけど、
マジでホント、キャバって殆どの子が「叶姉妹レベル」・・・w
いやぁ〜、でかいのなんのw (←おやじかw)

アタシが最近までやってたグラナド・エスパダって
ゲームのキャラ並みですよ、ホントw (魚子とかさぁw)

つかね、隣座って女の子の方向いてると、
ドレスの胸元にギュ〜と収まって、はみ出そうな 
ぼよ〜んとでっかいおっぱい(コラw)が、
本人の顔より先に目にいってしまうって状態なんでw
慣れないうちは、女のアタシでさえ目のやり場に困ってキョドったわ^^;

ありゃあ、男は絶対目がいって無理もないわ〜・・・
つか、目がいかないヤツなんてまず誰一人としていねぇだろうなと思うwww
....いやいや、男性の方、お察ししますわw


...まぁ、オパーイの話は置いといてw

ってか、アタシが若い頃やってた時の界隈のホステスってのはスーツが殆どで
(どっちかっつうと、そっちのカッコの方が知的に見えるから好きかなぁ^^;)
そういう胸のガバァッと開いたドレス来て、おっぱいどか〜ん、
色気ムンムン〜の煌びやかな雰囲気に免疫がないアタシからすれば、
やはり最初は
「うわぁ...アタシこの中入っていいのかなぁ...^^;」
と、最初はちとガクブルしたw

でも、そこは女の子達も、ホンッッット気持ちがよくて
素直でいい子達だったので、その点は本当にいい店だったw

まぁ、店の人も、ふざけて絡んで来る以外はいちいち干渉しない店だったし、
そういう部分では、アタシにすごく合ってた世界と言えました。


・・・しかし・・・。
システムとか客対応という部分では多大なる精神的苦痛があったのが事実^^;

そもそも年齢偽れば、実際の精神年齢も隠さなきゃいけなくなりますw
....しかも、お客は大抵、実は同世代w
本当は解る話でもわからないフリしなきゃならない事もあるw

例えばバブル時代の話なんか出たりしても、
客:「バブル時代なんてあんた達しらねぇだろ〜w
 あの頃はさぁ〜、あーでこーでこんなよかったんだぜぇ〜(´∀`)」
みらい:「えぇ〜、そんなだったんですかぁ〜♪うわ〜☆いいなぁ〜♪」
...みたいな感じでしらばっくれなきゃいかんしw

本音は、
「あ〜あの頃ってそうだよねぇ〜w 
バブル崩壊後のジュリアナ全盛の頃なんて
アタシボディコン着て台乗ってパンツ見せて踊りまくってましたよぉ〜w
しかも当時は"なんか食べターイ♪これ欲しーぃ♪"なんてわがまま言っても、
男も景気いいもんだから"ぉお、好きなの食え、買えw"ってなもんで、
羽振りいいわ、怒らないわ、優しかったしねぇ〜w
女にとってもある意味、我が儘放題で最高の時代だったわぁ〜・・・w」
な〜んて軽いノリで一緒に盛り上がりたかったのは言うまでもないw
(※実際はジュリアナ全盛の頃はすでにバブルははじけてましたが、まだまだ景気はよかったw)

そんで、そういう会話を前提にして
"ぁ〜そーいえばなんか食べてい〜ぃ?ウキャッ☆(*゚▽゚*)"
とか過去の時代の男の栄光をプレッシャーにさせて注文とるとかねぇ....(←ォィ)

ほんとさぁ〜、今思っても、歳バラしてやった方が
アタシってば、絶対冴えるだろ とか思うんだけどさぁ〜
(S系になりそうだけどw)

でもスナックあたりだったら、まんま歳バラしてやってもいいかもだけど、
キャバの場合料金が違う場所なんでwとてもじゃないけど、この不景気の最中、
高い金払って来てくれてるお客様に、実年齢バラして
夢ブチ壊すようなマネ出来ませんからねぇ...オホホw
(...そして、そこに来る客もそれを望んでるw)


と、そんなふうに歳ごまかしてるせいで、
常にいつも頭の中でいろんな事を計算して喋ってなきゃいけないわ、
しかも、もの知らない若者のふりして、あえて薄っぺらい会話して、
おバカのフリもしなきゃいけないわけで....非常に疲れたのは言うまでもないw

大体、そういう所に来る客は、まともな事いうと
引くかシラけるかブーイングするんですよw
もの解ってるとか利口に見せない方が
口説きやすそうって思うから、その方が喜ぶわけですw

...まぁ、でも自分偽装するのも、仕事だと思えば、さほど苦痛って程でもない。

ただ、本当にストレスだったのは、
ホステスを求めて来る癖に、ホステスを卑下している汚れ客の真意
とでもいうんでしょうか...

それがプライド的にどうしても耐えられなかった。

(続く)↓

posted at 2013/06/16 1:26:38 | lastupdate at 2019/06/18 3:30:54

 


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ご注意
このカテゴリの記事は2011年頃、自身が10余年ぶりに水商売に出戻り、キャバクラ勤務を初体験した頃に、当時の主観で業界考察しているものです。
ちなみに現在は別店に勤めており、ホステス日記にて現状をつぶやいてます。
また、当ブログのキャバ日記関連は、業界内部事情・お客の醜態心理・女の子達の裏事情等々...を、年増ホステスの洞察力にて現実視点から分析&考察し斬りまくっている記事が多い為、キャバ遊びの夢を壊したくない男性等にはお勧めしていませんw 閲覧については、あくまでも個人の判断の元にお願いいたします。



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